WordCamp kyoto 2017 で LTしてきた。

6月24日(土) に開催された WordPress のコミュニティイベント WordCamp kyoto に参加させてもらい、Lightning Talk をさせてもらったので、経緯とか、なんでやりたかったとかを書こうと思います。(写真あんまり取っていなくて、文字多い投稿になります。すみません。すみません。)

 

そもそもなんで呼ばれた?

とある飲み会の場所で、実行委員長であるHidetaka Okamoto さんに召喚されました。最初はセッションで。。。ということだったのですが、こっちはこっちでのっぴきならない事情もあり、LTなら。。と返答しました。

後日談)セッションオファーがうちの相方にもされていたようで、まさかの家庭内ダブルブッキングという。。。

なんでこのLTをやりたかったか?

とにかく新しいUX体験を。

僕は、Amazon Alexa というAmazon が出してる音声認識エンジンをよく触っています。Voice Over なインターフェースを体験したときに、「これ、おもしれえええ!!!」ってなったんですよね。この体験を共有したかったんです。

そして、WordPress だって新しい体験をできる。まだまだできるし、楽しいことがたくさんあるよ!っていうことを伝えたかった。

 

LTでしゃべったこと

LTでは、焼き鳥屋さんの手が使えない状況を考えて、VoiceでWordPressサイトを更新する、というデモをやりました。

結構なひとが、「なんか楽しそう。。」って思ってくれてたみたい(勝手に僕はおもっていますが。。。)なので、やってよかったなーと思います。

これで、ちょっとWordPressでもあたらしい体験ができるんじゃないかな?って思ってくれた人がいるなら幸せです。

発表した資料はこちらです。

LTのデモ動画はyoutubeにアップしてます。

作り方はまた別の記事で書きますね。

 

WordCampの感想

初めての参加でした。

LT前はガクブル状態で、セッションほとんど聞けず、ひたすら資料を更新してたという状況でしたが、同時通訳のセッションがあったり、スポンサーブースツアーなるものがあったり、と考えてるなーって思いました。

そして、スタッフの量。これだけの人がボランティアで集結するコミュニティ力はすごいなーと改めて。

(セッションの感想とかなくて、ほんとごめんなさい。ごめんなさい)

また、懇親会では、いろんな人と繋がることができて、よかった。

コミュニティに参加しだしてから、また、フリーランスになってから、特に「」ていうのはあるように感じていて、こういった出会いも、どこかで何か繋がる感じがしていて、しゃべってくれたひと、ありがとうございます。

初めてお話しした人、実はニアミスしていた人、JAWS-UGでよく会う人、WordCamp EU で相方と毎晩飲んでて、今回は旦那のほうと飲んでる人などなど

まあ、正直テンションは上がるよね。男臭のするJAWS-UGとは違って、女子率高いし。(これホンネ。

さー次はセッション聞くぞ!(LTでド緊張してなければ)

 

と、いうわけで。。。

普段はAWS のユーザーコミュニティ JAWS-UG の神戸支部で活動をしているので、今日はどアウェイだったのですが、ほんとに楽しかったです!

召喚してくれた、Hidetaka Okamoto さん、ありがとうございました!

 

これで、WordPress を使ってる人も、初めて使う人も、ちょっとあらぬ方向を向いたら、もっと楽しくなるかも。。。という人が増えたらいいなと思いますw

 

 

 

stripe meetup KOBE #01 on Call !!

神戸で開催したオンライン決済サービス stripe のmeetup stripe meetup kobe #01 レポートです。僕は前日ローンチしたVR素材ECサイト 360images.io の開発ストーリーとstripeがびっくりするほど簡単にインプリメントできるんだ、という話をしてきました。(会場提供:Open Space D.E.P

360images.io の発表資料はこちらです。

 

で、本編の内容などは他のかたのブログにおまかせするとして、この投稿では、当日stripeの決済体験で起こったハプニングと、なぜそんなことになったのか?とか、そもそもなんでこんなことをしようと思ったのか?などなど書いていこうと思います。

 

ことの発端はmeetup3日前…

私たちがD.E.Pでmeetupや勉強会をするとき、だいたい本編が終わったあと、会場でそのまま懇親会に突入します。いつもビールは投げ銭制。冷蔵庫の上の紙コップにお金を入れてもらうかたちです。

でも、今回は stripe の meetup なので、せっかくだし使ってもらおう。というのが3日前。

そして、今回 投げ銭用に用意したURLがこちら(普通にペイメントできるので、注意してくださいねw)

この投げ銭サイトには、Stripe Checkout というサービスを使っています。

とにかく、数10行のコードでセキュアに、かつ、短時間に決済のしくみを作ることができるので、びっくりです。

しかも、この投げ銭システムはサーバーレス。(。。この話はまた次回

体験が大事

「おもしれー!!」って思える体験はほんとに大事。どれだけセッション聞くより一回やってみて感じることがほんとに大事。だから、ぜったい投げ銭stripeはやるべきだと思った。実際おーっ!てなってるの見てて楽しかったです。

stripe 体験でビールを買おう!

 

本編について

本編のもようは、ほかのかたにお任せします。

#JP_STRIPES (STRIPE ユーザーグループ)IN KOBE キックオフに参加してきました

JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in KOBE キックオフ に参加しました

「宴もたけなわ」のトラブル発生。

さて、本編、懇親会も楽しく終わろうとしていたそのとき、前日 stripe meetup KYOTO #01 でも登壇していた Hide Okamotoさんとstripeの Danielさん から衝撃の一言が。。

「500円て書いてあるのに100円で決済されてる。。。」

「!!!」

顔面蒼白でダッシュボードを見るワタシ。

たしかに、100円で決済されてる。。。なぜ!?

今回の投げ銭サイトは Stripe Checkout のリファレンス にあるサンプルコードをほぼそのまま使っています。5行目のdata-amount が実際に表示される金額です。

ここで入力した支払いのリクエストは、サーバーに送られます。以下はバックエンドのコードです(AWS Lambda)。26行目の引数が決済する金額です。

画面は修正後のものです。

ここに100と書いてあったので、全てのペイメントは100円で決済されていた。ということになります。(がーん)

フロント側に書いてあったdata-amoutはあくまでUIのためのもので、サーバーには送られません。

ちなみに「リクエストから決済金額を取得できないのか?」というのは、開発者であれば自然な考えです。結論からいいますと、リクエストに決済金額は乗ってきません。サーバーに決済情報が送信されるとき、stripe_token(16行目)という決済用のトークンが発行されるのですが、このトークンからリクエストの決済金額を引っ張ることはできません。

 

緊急招集、緊急会議へ!

さて、Danielさん、Hidetaka Okamotoさんとワタシで、緊急コードレビューが始まりました。stripe ダッシュボード、フロントコード、バックエンドコードをレビュー。(22時くらいだったか。。

緊急ミーティングの様子

すでに100円で決済しているので、残りの差額(400円)をいただくようにコードを修正してデプロイ。(ビールは500円で売ってました。。

顔面蒼白で修正するわたし

そして、みなさんに「ごめん!100円だった。差額の400円ください!」と大声でアナウンスして、再び stripe体験。(いいように言うなって。。

Danielさん、Okamotoさん、本当に助かりました!この場をかりてありがとう!m(_ _)m

 

まさかの展開で終了した今回のミートアップ

本編で、登壇いただいたstripeのSarahさんが、障害対応についてのセッションがあった直後の出来事で、まさか私に On Call が来るなんて。。。

 やっぱり神戸では何かが起こる。。。というのを印象づけるミートアップになってしまいました(笑

おもいっきりバグを埋め込んだのは事実なのですが(ごめんなさい、ごめんなさい)、その場ですぐ人が集まって、話して、修正して、デプロイして、報知して、リカバリすることをものの数分でできてしまう、、、

こういうアジリティはAWSをはじめとするクラウドだったり、その上に構築されたstripeの圧倒的な構築のしやすさであったり、余計なものを整える必要がなくなったテクノロジーの進化がほんとに大きいなと感じた瞬間でもありました。

あー焦ったけど、楽しかった。

次回に向けて。。

360images.ioのフェーズ2に向けて、今は、運営側がWPの管理画面から直接商品を入れていますが、これをユーザーさん同士の売買にしたいと思っています。Aさんが素材をアップしてBさんが買う、みたいな。そこで、今回のmeetupでDanielさんのセッションで言われていた stripe Connect を導入して見る予定です。またミートアップで報告できればと思っています。

それでは、また次のstripe meetup KOBE で 体験しましょう!